目次
特徴
工業に特化
2018年に設立、120年周年を迎えた歴史ある学校(県内で有数の伝統校)です。工業に関する基礎的な知識・技能・態度を身につけた技術者の養成を目指しています。
設備
他校と比べると比較的古い建物ですが、工業高校ならではの実験室や設備は整っています。
部活動の設備も整っており、強豪の部活動が多いです。
校則
他校と比べると緩いですが、スマホに関する規則は厳しいようです。
イベント
大きなイベントとして体育祭と文化祭があります。毎年、文化祭と体育祭がどちらかが順番で行われ、体育祭の年は1年間に2度行われます。文化祭は隔年ではあるものの、クオリティが高い行事となっています。
部活動
運動部
アーチェリー部: 東北高校選抜個人優勝、県強化指定校
ウェイトリフティング部: 県強化指定校、県インターハイ優勝
スケート部: 県強化指定校
ソフトテニス部: 件インターハイ2位
登山部: 件インターハイ3位
バスケットボール部(男子): 県インターハイベスト16
ラグビー部: 県インターハイ3位
レスリング部: 県強化指定校、県インターハイ優勝
文化部
自動車部: 2018年全国1位(ワールド・エコノ・ムーブ・グランプリ)
学科
全日制7つ、定時制1つの学科があります。
学科ごとの詳細を見ていきましょう。
機械科
基礎・基本を重視し、機械の工作法や機械の要素、設計の方法、図面の描き方を学び、各種の工作機械を駆使した実践的な技術を学んでいきます。また、水や空気のような流体のエネルギーや燃料を燃焼させたときに発生する熱エネルギー、水を加熱したときに発生する蒸気の熱エネルギーなど、エネルギーを機械的な仕事に変換する方法やどのような機械があるか、理論やその概念についても学びます。
ここは機械や物理を専門としている学科ですね。自動化や省力化、品質の優れた機械を目指し、ものづくりを中心に幅広い機会技術・技能を学習できます。
電子機械科
メカトロニクスという言葉に代表されるように、企業では産業用ロボット自動設計製図装置(CAD)自動工作機械等の普及発達により、加工組立産業分野での生産方式の変化が著しく、そのために機械・電子・コンピュータに関する各々技術の融合による自動化、システム化が取り入れられ、コンピュータを使って、工場での作業の自動化をはかるFA(ファクトリーオートメーション)システムの導入が進んでいます。 昨今の技術革新を背景として平成元年に設置され、メカトロニクス 技術を学習し、FAに対応できる技術者(システムエンジニア)を育成することを目標とした学科で、これまで多くの技術者 が育ち、工業界で活躍しています。
ハードウェアとソフトウェア両方共触ることができ、以下のような資格を取得することができます。
- 二級ボイラー技士
- 危険物取扱者乙種
- 第二種電気工事士
- ガス溶接技能者講習
- アーク溶接特別講習
- パソコン利用技術検定
- 機械保全3級
- 計算技術検定
電気科
電気科は、電力会社のエネルギー事業をはじめ、電気機器製造業や各種産業における電気分野において、製造・管理・保守・技術サービス、また電気工事や交通・通信といった私たちの生活基盤を支える分野で活躍する電気技術者の養成を目標とする学科です。本校電気科は、昭和34年に電力科として設立され、昭和38年4月からは電気科に改称し現在に至っています。この間54回の卒業生約2,000名は全国各地でその専門知識を活かして活躍しています。
実習や専門教科をもとに電気に関して幅広くを学習できます。取得可能な資格は以下の通りです。
- 第一種電気工事士
- 第二種電気工事士
- 第三種電気主任技術者(電験三種)
- 消防設備士
- 2級電気工事施工管理技術者検定
電子情報科
電子技術と情報技術、通信技術の3分野をもって高度情報化社会を基礎から学習できます。
取得可能な資格は以下の通りです。
- 第二種電気工事士
- 工事担任者 DD第3種
- 情報技術検定
- パソコン利用技術検定
土木科
社会基盤と地球環境との調和を考慮するために、様々な分野から幅広く学び、構造物の設計や施工技術を総合的に身に着けることができます。取得可能な資格は以下の通り。
- 測量士補
- 2級土木施工管理技術検定
- 危険物取扱者試験乙種/丙種
- 計算技術検定2級/3級
工業化学科
プラスチック、ゴム、ガラスなど化学工業の技術でつくられるものを各分野で幅広く基礎を学習できます。化学工業系の学科があるのは県内では盛岡工業高校のみです。
- 危険物取扱者(丙種・乙種・甲種)
- 特定化学物質及び四アルキル鉛作業主任者
- 有機溶剤作業主任者
- ボイラー技士
- 情報検定
- 計算技術検定
- 漢字検定
- 英語検定
- パソコン検定等
建築・デザイン科
建築学の基礎幅広く学習し、建築に関わる総合的な技術と知識を兼ね備えた建築技術者の育成をしています。
定時制:工業科
生産技術の機械加工や電気工事の専門知識と技術・技能について総合的に学習します。
偏差値・倍率
偏差値
盛岡工業高校の偏差値は学科によって異なりますが46程度です。
倍率
盛岡工業高校の倍率の詳細は倍率一覧をご覧ください。
倍率一覧卒業後の進路
就職
全体の6割程度が卒業後に就職しており、その内県内が4割程度、県外が5割程度、残り1割程度が公務員に就職しています。
求人件数は特に県外から年々増加しているようです。
進学
全体の4割程度が進学しており、4年生大学、その他専門学校、短期大学、あるいは職業能力開発施設に進んでいます。
アクセス
徒歩30分県内に駅がないため、自転車やバスで通学している生徒が多いです。岩手飯岡駅からバスを利用している生徒が多いです。